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今日、仕事が終わって帰り道で、高校生の集団が楽しそうに帰って行くのをしばらく見つめていました。

 

信号待ちでふざけあって、信号が赤から青に変わるといっせいにわたって。

 

わたると、またふざけてじゃれ合って。

 

いいなあ

 

青春だなあ

 

としみじみと見つめていました（笑）

 

あこたちにはあこたちにしか分からない過去が存在していたように、彼たちには彼たちにしか分からない今が存在しているんだよね。

 

全く違う瞬間を、同じ空の下で同じ空間で感じているんだよなあって。

 

不思議だなあって。

 

同じ地球にいるのに、それぞれ出逢うひと、別れるひとがそれぞれ違う。

 

人間て不思議。

 

ほんの一週間前の同じ時間には、想像すらしていなかったのに。

 

 

一週間後の今日、同じ時間に出逢いがあったり、別れがあったりする。

 

昨日までは苦手だったはずなのに、今日は大好きになっていたり。

 

今日まですごく大好きだったはずなのに、明日になってみたらちょっとしたキッカケで関係に変化が出ていたり。

 

 

ひとの感情はとても強いけれど、とても繊細で儚い。

 

 

誰かを好きになること。

 

誰かを大切に想うこと。

 

それは、とても温かくて、優しくて、だけどすごく難しいこと。

 

人を好きになる。

 

人を大切だと想う。

 

決して、簡単なことだとは言い切れないと思う。

 

 

だから、誰かに好意を寄せることは素晴らしいことなのだと思う。

 

 

誰でも簡単に手にできる感情じゃないと思う。

 

 

どんなに大好きでも、２４時間、３６５日、常に一緒に居れば嫌なところがちょっと目についてしまう瞬間があるかもしれない。

 

 

そんなのどうってことないくらい小さなことなのに、ひとりで勝手に大事にしちゃってさ。

 

 

いつの間にか「親しき仲にも礼儀あり」を忘れがちになっちゃったりしてさ。

 

 

人を嫌いになるのは、人を好きになることより簡単なんじゃないかって思う。

 

だけど、誰かを好きになること。

 

その人を大切だと思えること。

 

恋も友情も、全部、全部。

 

目に見えないものなのに。

 

形なんてないものなのに。

 

些細なことで、ほんの少しのことで傷つくし形も歪んでしまう。

 

恋も友情も、愛情も、全部、全部。

 

 

壊れやすいものだから。

 

壊れやすいものだから、大切にしたい。そう思う。

 

 

友達、恋人、想いを寄せているあのひと。

 

家族、ペット、タレントさん。

 

クラスメイト、先生。

 

先輩、後輩。

 

尊敬する上司。

 

同僚。

 

上げたらきりがないけれど、あなたのまわりにいてくれる、あのひと。

 

好きですか？

 

誰かを好きだと思えるあなたは、幸せです。

 

だから、大切にしてください。

 

その気持ち、大切にしてください。

 

壊れやすいものだから。

 

大切にしよう

 

 

 

 

 

あなたの想いが、あのひとに届いていますように

 

 

あこ